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04 2009 / 07
1体1で会話させてるのに途中でどっちがどっちだか解らなくなってきました。そんな話。

本当はどなたかお借りして答えて欲しかったですが皆さんなんて答えるか自信なかったのでやめときました。
元々が自分の創作用に出した短文なので、噂のあたりのくだりが妙な感じになってますが、他は大体あってるはず。
にしてもロアはズルい男ですねえ。





応えて問おう、真実とはなにか。

凍れる玉座に座せし者は少しの間の後答えた。
「100人居たら、51人が信じることだ」
信じぬ者が居ても?
「そうだ。究極的にはそれが正しい」
決意を秘めた目で凍れる玉座に座せし者は言い切った。


応えて問おう、虚偽とはなにか。

玉座に携わりし影は主人を見やって答えた。
「100人が居たら、51人が信じぬことでしょう」
信じる者が居ても?
「ええ、そうなりますね。……一つ訂正を、“それで正しい”のです」
口元を隠しながら玉座に携わりし影は優雅に笑った。


応えて問おう、嘘とはなにか?

旅の路を行く少年は笑顔で答えた。
「100人居たら、100人が信じるもののことです」
誰も疑わぬのに?
「だからこそ、です。誰しもに受け入れられるものなどありません。誰しもが信じる事象があるとすれば、それはとっても甘い嘘でしょうね」
絶望の如き紅い目を伏せ旅の路を行く少年は俯いた。


応えて問おう、神とはなにか?

テントの傍らで月光浴をする兎は興味なさげに答えた。
「100人居たら、100人が信じぬものを示します」
誰も信じぬのに?
「受け入れられる事も受け入れられぬ事も、とても難しい。でも受け入れられぬ事の方がほんのちょっとだけ簡単です。神はそのちょっとの力に宿るもの。たとえちょっとであっても、永遠に埋めることの出来ない差ならばそれは無限とも呼べるはずです」
天を仰ぎテントの傍らで月光浴をする兎は嘆息した。



「それでは、反して問おう。100人が居て、50人が信じ50人が信じぬものはなんと呼ぶ?」
「それは噂だ。真実でなければ虚偽でもない。或いは“どちらでも構わない”。人はそれを噂と呼ぶ」
「曖昧なものだね」
「そう。だけど脅威でもある。どちらでも構わないということは、“どちらにも成り得る”ということ。もしもあと1人が混じれば、何時でも何方にでも傾かせることが出来る。神に届かずとも嘘にはならない、臨神の力だ」
「混じれば……ねえ。噂を語る者、『君は100人に含まれるのかい?』」
「僕は100人に語る者だよ」
「なるほどね」
納得すると、シャボンのように軽薄な光を持った玉虫色の虹彩が閉じた。




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