こぼれそうな月が僕の上を照らしている

　　本家よりも大きめサイズでお送りします。*100kb越え

交流板に落としてまいりました、ORPGハロウィン絵。
ほんとにサーカス団の集合絵をちゃんと描いたのはこれが初めてでした…；
資料として各々方を個別で描いてはいたのですが。
掲示板で割愛したそれぞれに対する想い的なアレですが、何から語るべきか。…先ずは両側の見知らぬ方々でしょうか。

　　云うなればアンテラビット。

先ず左から。
彼はサーカス団以前の伯爵が遣っていた使い魔のチープトリック。羊の角を持つ夢魔です。
サーカス団では興行中の舞台装置(照明など)や舞台のセット造りを担当してます。
伯爵を溺愛しているが、兎たちが来てからあまり構ってもらえず傷心気味。特に円はシルエットが似通っているせいで気に入らない。
でも自分には出来なかった伯爵の本当にやりたかったことを実現できる兎たちには感謝している。
彼は仮装なし。元から悪魔然としているから。

　　ローブ仲間

で、右側。
これは前にちらっと出た月の神の子供です。
6羽目の兎、《神託の灰色兎》アッシュ。神々の制裁劇には参加せず、サーカスに身を寄せてます。
ポジションは占い師。タロット占いで人の運命を変えることが出来るとか、未来や人心を読むことが出来るとか。
滅多に興行に参加しないことから、見ると幸運が訪れるとリピーターの間では専らの噂。
この子の仮装はレイス(幽霊)です。シーツお化け。
ところでなんでホラー漫画のサーカス団はみんな水晶玉持ちの占い師を連れているのだろうか。

サーカス団のフルメンバーを入れたかったのでまだ色のわからないエルムさんを描いてしまいました。
とりあえずヒース君と同じカラーリングで…。
今回は月神子アッシュが居るので当日満月じゃなくても実体化できる…と思います。
でも満月でも立場が入れ替わるだけなんですよね…。……大丈夫。神子居るし、ハロウィンの一日くらい両方実体化できたっていいじゃない。(それを決めるのは自分じゃない)
エルムさんの仮装は正統派魔女っ娘です。手に持っているのは星のステッキ。

　　ここからは登録団員のターン!

円と十六夜君は揃ってアンデット系です。
十六夜君はミイラ男。でも包帯の留めがあまくてほどけ気味。若干フランケンとか混じってますね。
円は最初フランケンだったけど、十六夜君の衣装が決定した時点で方向転換。玉兎は中国系なので、キョンシーにシフトチェンジ。一人だけ異色です。
伯爵「いいではないか死体系。いかにも疫病の使いっぽくて」
円「だまらっしゃい!」
玉兎の主人・西王母は懲罰と疫病を司っているそうです。なぜか。

アリスちゃんと満ちゃんは対になった天使と悪魔。やはりアリスちゃんには羽が欲しいなあと思いまして。
衣装傾向も青白ゆったりひらひらシフォン系と、赤黒かっちりエナメルサテン系で分かれてます。
アリスちゃんは耳をどうしようかと思いましたが、結局髪に隠れる形に。一応ヘッドドレスは天使の輪の代わりです。
満ちゃんはあまりこういうのは着ないかなという気もしましたが、仮装だからあえて着せました。猛獣たちにも何か付けたいと考えたときに、カチューシャの角なら猛獣でもいけるかもと思いまして、角悪魔にしたというのもあります。

そんな感じの猛獣さん。
ゼファーさんは満ちゃんとおそろいのちっちゃい角。
芋さんのは…あれは虫歯菌の………。

ヒース君とエルムさんは、エルムさんは上記の通り魔女っ娘で、ヒース君はジャックオランタンそのもので…ああ、苦しいですね。
実はエルムさんの魔女帽子の被り方が普段のヒース君とおそろいになってます。左右が違うという。
こういう共通点をつけるのが結構好き。

最後に伯爵ですが…一応仮装は吸血鬼。
実質普段の2Pカラーです。黒伯爵。
伯爵の金髪はワインレッドのスーツに合うように若干赤味がかっているので、青系は似合わない似合わない。

追記に急に書きたくなった茶番劇場。
先に謝っておきます。樟ゴッド、穐さまごめんなさい。

　　おまけ。脚本/チープトリック、監修/伯爵

ヒース「良い子のみんな、集まれー!　ハロウィンの期間限定でジャックランタンお兄さんがサーカス団の疑問に答えるよ!　……って、なにこれ」(コピ冊子を見ながら)
十六夜「なんかやれって……。…チープトリックが」
円「とりあえず読んだらいいんですよね。…『どうしていつまで経ってもサーカス団は興行をしないのですか?』
………そういえば道具の準備や打ち合わせはしてますが、肝心の日取りなどはさっぱりですね」
ヒース「それはね…(頁をめくる)、…なるほど」
円「読んでくださいよ」
ヒース「『当初の予定では、世界観板が開設されて最初に登録されるであろう、若しくは設置されているであろう最初の町にて最初の興行が行われることになっていた。だが、結局その類の町が出来なかったので出だしでこけた』…って書いてある」
十六夜「…最初の町?」
ヒース「リーネ広場とかシエーナとかツーソンとかトラヴァーズタウンみたいな場所のことじゃね?　田舎出の主人公が最初に住んでる場所の次くらいに行ける、村よりも賑わってる町みたいな。そういうところに行くと旅に出てきた～という気分が味わえるし、冒険者ギルドの受付とかもあって職業冒険者の実感が湧くだろ」
円「操作全般のチュートリアルのようなものもありますし、シナリオ後半でもなんだかんだでよく立ち寄る場所でもありますからね」
十六夜「…なかったっけ?」
ヒース「たぶん通り過ぎてる」
円「今の我々には知覚できないようです」
ヒース「あんまり初っ端から地域色の豊か過ぎるところで興行しちゃうのもどうかと思うしな」
円「最初の町の特徴として、極端に暑すぎず寒すぎず、やたら原始的だったり未来的だったりしませんものね」
十六夜「適度な町…だよね」
円「余談ですがトルナーレへは次回のカーニバルが初興行です。島民の皆様はそのような反応でお願いします」
ヒース「結局団員集合記念の一回目はどこでやるんだろうね?」
円「そうですね………、…どこでしょう。今のところ…消去法でインテグラとか……?」
ヒース「その選び方はどうよ」
円「いっそ適当に町名を言ってしまいますか」
ヒース「旅人の辻、大宿場町とかって?」
十六夜「…始まりの町『ハマジリ』…とか」
円「…定期的に竜騎士が上空を飛んでくような町はちょっと…」
ヒース「近くの城に宇宙一最悪な性格のお姫様が居そうな町だな」


ぐだぐだ終了。
本当に樟さま、穐さますみませんでした；